新発田牛を再度タイへ
新潟県が誇る豊かな穀倉地帯を抱える新発田市、美味しい新発田産米の稲わらで育ったのが新発田牛（しばたうし）です。「にいがた和牛」の中でも肉質４等級以上に限定した厳選和牛、今回はタイ王国バンコク都へ再度出荷をおこない、日系飲食店及び現地ローカル飲食店と連携しプロモーションをおこないました。
前年度に引き続き新発田牛をタイへ再度輸送販売、実際に現地飲食店でのメニューインを前提とした施策となります。
主に富裕層やVIPに人気の飲食店、Shichi Japanese Restaurant Groupと連携、鉄板業態を中心に実際に顧客へ提供、VIPの方々を中心に上々な反応をいただきました。また、フォロワー400万人越えの有名女優からも御予約をいただき、インスタで投稿もいただける結果となりました。
PRのみならず、実際に今後の採用に向けて商談をおこない、正直なフィードバック共にどのような条件だったら採用が可能か、今後の定期輸送を含めた商流の詳細を検討しました。実際に品質は申し分なく、月100kg程度の採用まで話が進んだのですが、残念ながら頭数に限りがあり供給ができないという結果になりました。今後取扱量が増えた段階で再度話しをし、継続販売へ繋げます。
日系飲食店でも
昨年度に引き続き、刀さんやモダンさんにご協力いただき、メニューとしてご提供をいただき、合わせて訪問商談として直接現地のマーケットや牛肉市場について飲食店として様々なお話をいただきました。
日本博でのトップセールス
Jeducation社主催の日本博、刀さんにご協力いただき、期間中は20万人ほど訪れる日本好きが集まる大型イベントへの参加をいたしました。日本産の和牛を使ったブースもいくつか見られましたが、すき焼き丼を中心に日本に興味がある若者へ新発田牛の魅力を直接お伝えすることができました。
旅行代理店へのトップセールス
また、今回は新発田市観光課も同行しており、現地の旅行代理店をまわり市長自ら新発田市の魅力をお伝えしました。時間の都合で3社ほどの訪問に限られましたが、実際に商談をしてみると、新潟県へのアクセス方法が限られるため、その道中の旅程も合わせてご提案をし、コースとして全体で提案することが重要との学びがありました。
食と観光は一緒にPRをすると一層その商品の良さが伝わります。すでに色々な商品が出回っている中、どのように差別化をはかり現地の人に伝えていくのか、時間はかかりますが根気強く続けていくことが重要かと思います。
- 主催：新潟県新発田市
- 実施：タイ王国バンコク都 2024年8月
- 協力：株式会社リフル/株式会社マルコ岩村
- 現地協力：プロモーション実施店舗 Shichi Japaneses Restaurant 他